日本人の女がカワウソの密輸で拘束 – タイ、組織的な密輸か?

日本人の女がカワウソの密輸で拘束、タイ

東京都内の女子大生(21)がカワウソの子ども10匹をスーツケースに隠し持ちタイの空港から持ち出そうとしたとして、野生動物保護法違反の疑いでタイ警察に逮捕されました。

女は、取り調べて「カワウソは友人への土産として買った。持ち出しが禁止されているとは知らなかった」と話しているといいうことです。また、「1匹1000バーツで買った。自分で飼うつもりだった」とも話している模様です。

女のパスポートが発行された直後ということから、当初から組織的な密輸目的でタイに渡航した可能性も視野に入れて捜査を行っています。

相次ぐカワウソの密輸事件

カワウソ類は日本においてペットとしての需要が高く、日本でペットとして流通しているコツメカワウソに至っては1匹の価格が最低でも60万円とも言われています。

日本に生息していたニホンカワウソは2012年に絶滅種に指定されています。また、コツメカワウソは絶滅が危惧されていることからワシントン条約により輸出が制限されています。このことが、日本におけるカワウソ類の希少性を高める結果となっています。

2017年に入り、カワウソの密輸事件が数件発生しているなどカワウソの密輸は後を断ちません。今回の事件で逮捕された女も、転売目的の第3者から金で依頼されてカワウソを密輸しようとした疑いや、自身でカワウソを転売しようとしていた疑いがあります。

タイで1匹約3,500円(≒1000バーツ)で購入して、日本で60万円以上で販売できれば渡航代を差し引いてもボロ儲けとも言える商売になります。10匹という数の多さからも、最終的な転売を目的とした密輸である可能性が疑われます。

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