警察官による酒気帯び運転の隠蔽工作、その真実は?

警察官による酒気帯び運転の隠蔽工作、その真実は?

7日、飲酒運転で起こした事故について身代わりを立て、同僚に口止めしたとして大阪府警の巡査長、大江翼容疑者(27)が犯人隠避教唆や酒気帯び運転で逮捕されました。

また、身代わりになった土木会社社長、小久保弘一容疑者(56)も犯人隠避の疑いで逮捕。※写真の人物

府警は大江容疑者が口止めをした同僚の警察官2人も犯人隠避容疑で書類送検する方針とのことです。

身代わりとなった小久保容疑者は、今年10月に行われた衆議院選挙において買収を行ったとして公職選挙法違反で逮捕されており、捜査の過程で身代わりについての自白があった模様です。

4人の関係者と事件の経緯

この事件に関係する人物は口止めされた警察官を除いて4人。

大江容疑者と交際女性、小久保容疑者とその息子です。

事件当時、大江容疑者と小久保容疑者は面識がなかったとみられますが、交際女性と小久保容疑者の息子は知人でした。

大江容疑者は交際女性と、11日午後7時半ごろ~11日午前2時ごろ、市内の飲食店などで飲酒。

飲酒の量は、生ビールやハイボールなど10杯以上にのぼるとのことです。

その後大江容疑者は自宅に戻っていましたが、交際女性が小久保容疑者の息子から衆院選に関するアルバイトを紹介されたことを聞き、小久保容疑者の息子を京阪寝屋川市駅前に呼び出し、車で同駅に向かいました。

駅には小久保容疑者とその息子2人が来ており、小久保容疑者が大江容疑者に飲酒運転を指摘。

大江容疑者はその場を離れようとして車でロータリーの植え込みに突っ込む事故を起こしました。

その後、駆けつけた警察官2人に大江容疑者が口止めを依頼。小久保容疑者が身代わりとなりました。

闇に包まれた身代わりの経緯

大江容疑者が小久保容疑者の息子を呼び出した理由は明らかになっていませんが、

  • しつこいアルバイトへの勧誘について小久保容疑者の息子を問いただそうとした可能性
  • 公職選挙法に違反する可能性のあるアルバイトと判断して警察官としての職責に駆られて車を走らせた可能性

が指摘されています。

大江容疑者は小久保容疑者ら2人と会った際、警官であることをほのめかした可能性があり、警察官である大江容疑者に何らかの貸しを作るために小久保容疑者が身代わりを申し出たのではないかとの憶測が広がっています。

大江容疑者は公選法違反事件の捜査には関わっていませんでした。

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