カッターの刃を持った男が警視庁で逮捕、カッターは銃刀法違反にはならない?拳銃を奪ったらどうなる?

カッターの刃を持った男が警視庁で逮捕、カッターは銃刀法違反にはならない?拳銃を奪ったらどうなる?

3日午前、「面会に来た」と言って警視庁本部庁舎正門=東京都千代田区霞が関2丁目=から敷地内に立ち入ろうとした男を警戒中の機動隊員が制止したところ、ポケットからカッターナイフの刃を取り出したため、機動隊員が刃を払い落とし、男は公務執行妨害の現行犯で逮捕されました。

隊員にけがはありませんでした。

男は30代とみられますが身元が分かるものは所持していないとのことで、取り調べに対しても黙秘をしています。

警視庁麹町署によると、男はタクシーに乗って訪れたとのことです。

カッターナイフなら銃刀法違反にはならない?

銃刀法(銃砲刀剣類所持等取締法)違反に問われるのは、刃体つまり刃渡りが6センチメートルを超える刃物を携帯した場合となります。

同署によると、カッターの刃は長さ10センチメートルということですが、柄がついていなかったとのこと、今のところ銃刀法違反に問われるか否かは不明です。

仮に銃刀法違反に問われると公務執行妨害罪と併合されることになります。

なお、刃体の長さが6センチメートを超えなくても、人に危害を加えるようなものを隠し持っていた場合は軽犯罪法違反になる場合はあります。

ただし、軽犯罪と公務執行妨害は刑法の観念的競合にあたりますので、より重い刑である公務執行妨害罪(3年以下の懲役や50万円以下の罰金)が適用されるとみられます。

警察の拳銃を奪ったら罪はどうなる?

今年6月には、交番に亀有署青戸交番に訪れ、警察官に包丁を突きつけて拳銃を奪おうとした疑いで、強盗未遂容疑と銃刀法違反の疑いで、会沢敏男容疑者(当時68)が逮捕されています。

この事件の場合は金品を強奪するのと同じで強盗未遂に問われ、包丁を持ち歩いていたことから銃刀法違反にも問われています。

また、昨年1月には、神奈川県横須賀市久里浜の市営団地で、110番通報でかけつけた警察官の銃を男(37)が奪い、4発発砲した事件がありました。

この事件では、警察官が3発被弾したこともあり、男は殺人未遂の現行犯で逮捕されています。

また、警察官からこっそりと銃を盗んで持ち歩けば窃盗や銃刀法違反に問われることになります。

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