【北朝鮮情勢】米国で新型大陸間弾道ミサイルへの脅威論が広がる、一方で実戦配備には時間がかかるという見方も

【北朝鮮情勢】米国で新型大陸間弾道ミサイルへの脅威論が広がる、一方で実戦配備には時間がかかるという見方も

北朝鮮が先月29日に発射した新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」について、米国で深刻な脅威であるとの見方が広がっています。

米紙ワシントン・ポストでは、北朝鮮のミサイル技術が未確立であるとの見方に対し、「火星15」は北朝鮮のミサイル技術が飛躍的に向上していることを示しているとしています。

タイタンIIに似ているとの声も

北朝鮮によって公開された写真をみた人によって、「火星15」の大きさや太さに驚く声が上がっています。

更に、米国が開発したICBM「タイタンⅡ」(初飛行は1962年)に似ているとの声も上がっています。

奴らは俺らを煽ってやがる。タイタンにそっくりじゃねぇか。(以下省略)

尚、タイタンⅡは現在、宇宙船打ち上げ用のタイタンロケットとしてNASA(アメリカ航空宇宙局)が使用しています。

ミサイルを載せるトラックが進歩している

「火星15」を載せたトラックは北朝鮮が独自開発したものだとしていますが、専門家は中国製の木材用トラックを改造したものではないかとの見方をしています。

しかし一方でその大きさを確保するための技術力から、重機産業が発展していることを示しているとの見方もあります。

ただし大気圏に再突入はできない

2日、米国政府高官は「火星15」の弾頭は大気圏再突入でバラバラとなり、大気圏再突入技術が未確立であると指摘しました。米国CNNテレビが伝えました。

ICBMを実戦に配備するためには、大気圏への再突入に耐えることができる弾頭が必要となります。

ただし、政府高官は、北朝鮮のICBMは理論上米国に届く飛距離を持つことから、脅威であるとの見方は崩していません。

先月29日の発射実験では、疑似弾頭が搭載されていたとみられています。

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