経営破綻タカタ会長夫人豪遊報道、私財の投入は、豪邸はどうなったのか

タカタ負債額は1兆500億円規模になる見通し

自動車部品大手のタカタが民事再生を申し立て、負債額が35兆円にのぼるとされているなか、高田重久会長夫人が豪遊していると週間文春が伝えています。

高田夫人は、インスタグラムにニューヨークの部屋からの景色や歌舞伎役者を訪ねた時の写真、ニューヨークの5星レストランの料理写真、表参道にある地中海料理の人気レストラン、港区内のフレンチレストランの写真をアップロードしていたとのことです。

現在、インスタグラムのアカウントは非公開となっています。

なぜ私財の投入がないのか

経営破たんや倒産というと、社長まで身ぐるみを剥がされ、一家離散というイメージがありますが、なぜ高田夫人はそういったこととは無縁の生活が送れるのでしょうか。

会長の高田重久氏をはじめとした高田一族は関連会社を通じてタカタの実質的な大株主ですが、株式会社の大原則は自身が出資した金額までの責任を負うという有限責任であり、仮にタカタが破綻したとしてもタカタ一族は保有する株式が紙くずになるだけで済みます。

ではなぜ上記のようなイメージが根強いのかというと、現在でも多くの会社は金融機関からお金を借りる際に、経営者が個人保証を行ったり、経営者の資産を担保に差し入れているからです。

会社が倒産してお金を返せなくなった時には、経営者が保証人となり、自分の土地や建物を処分して借金の返済に当てたり、担保に設定した土地が競売にかけられることになります。

タカタの場合は、高田会長の発言やその規模からいっても会長が個人保証や個人資産に担保を設定していたということは考えにくく、タカタが破綻してもその莫大な資産が失われることはありません。

高田一族は、毎年の配当や上場時の創業者利益によって高田一族は数百億もの資産を保有しているとも言われており、一生使うお金には困らないとみられます。

株式も未だ紙くずではない

民事再生申し立てにより上場廃止になり、売買が難しくなることはありますが、株式が即紙くずになる訳ではありません。

裁判所で再生計画が承認され、その再生計画の中で100%減資行われることで初めて株式が紙くずになります。

逆に言えば、100%減資が行われなければ増資などで希釈されることがあっても価値は0ではありません。

タカタの場合も、現段階で100%減資が実行されていないことから株式は紙くずではありません。

また、21日の発表では、最終的にはタカタは清算されるということも書かれていますが、清算により株主に配当される財産が残る可能性も僅かながら0ではありません。

とはいえ、0円に限りなく近い株価であることに変わりはないとみられます。

5億円豪邸新築の噂は

以前も文春により重久会長が南西部の高級住宅地に豪邸を建てたと伝えられています。

当サイトで最新の登記情報を確認する限り、重久会長の住所移動はここ数年みられず、建て替えと思われます。

重久氏一家が住んでいるとみられる住居

東京都品川区という高級住宅街にある豪華な一軒家ですが、新築なのかは確認できませんでした。

KSSへの事業譲渡を発表

21日タカタは、タカタグループが保有する全世界の資産および事業を中国資本傘下の米自動車部品メーカー、キー・セイフティー・システムズ(KSS)に15億8,800万米ドル(約1,750億円)で譲渡することに最終合意したと発表しました。

ただし、相安定化硝酸アンモニウム(PSAN)を使用したエアバッグインフレータの製造および販売に関する一定の資産及び事業は除くとしており、今後も暴発の原因とみられるPSANを使用したインフレータのリコールによる交換には、タカタが対応していくとみられます。

この発表の中で、タカタは清算されることが明記されています。

 

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