脱税容疑で逮捕された「光明殿」社長の山口幸子容疑者、更に背任容疑で逮捕へ、暴力団との関係が明らかに

脱税で逮捕された「光明殿」社長の山口幸子容疑者、更に背任容疑で逮捕へ、暴力団との関係が明らかに

前月12日、法人税法違反容疑で大阪地検特捜部に逮捕され、今月16日に消費税法違反罪で追起訴された、ビル型納骨堂「梅旧院光明殿」の運営会社「光明殿」社長、山口幸子容疑者(63)が、光明殿が業務提携する宗教法人「梅旧院」に3500万円の損害を与えたとして来週にも背任容疑で再逮捕される見込みとなりました。

元夫である指定暴力団山口組直系「吉川組」組長、山口俊平容疑者(68)と共謀して梅旧院光明殿に期限切れの特許を売却し、同法人に3,500万円の損害を与えた疑いが持たれています。

事件の経緯まとめ

法人税脱税で逮捕

前月12日、大阪地検特捜部は、法人税約1億4300万円を脱税した疑いで、山口容疑者(63)、「光明殿」の経理担当、和井田寛重(ひろかず)容疑者(74)、業務委託先の会社社長、上月啓右(こうづき・けいすけ)(76)を逮捕し、大阪国税局とともに家宅捜索を行いました。

関係者によると、同社は平成26年8月期までの4年間で23億8千万円の売上高を計上しましたが、上月容疑者の会社に納骨堂運営に関する業務を委託しているかのように装って架空の経費を計上し、実際の法人所得約6億6700万円のうち約5億2800万円を隠した疑いが持たれています。

追起訴

更に今月16日には、大阪地検特捜部が法人税約1900万円の更なる脱税と上月容疑者の会社に消費税を支払ったと偽り消費税3,980万を脱税したとして山口容疑者らを消費税法違反罪で追起訴しました。

脱税総額は約2億1,100万円にのぼります。

背任容疑で再逮捕

そして、山口幸子容疑者の元夫で指定暴力団山口組直系「吉川組」組長、山口俊平容疑者(68)が背任容疑で大阪府警捜査4課により逮捕されました。幸子容疑者も再逮捕される見込みです。

二人は共謀し、仏壇に関する特許権を宗教法人「梅旧院」に売却したとして現金3500万円を支払わせ、損害を与えた疑いが持たれています。

特許は納骨壇の画面に遺影が表示される装置についてのもので、俊平容疑者が平成17年に出願。平成22年に失効しているとのことです。

3,500万円は、光明殿が立て替えて俊平容疑者に支払われており、梅旧院は光明殿からお金を借り入れる形となっていたとのことです。

同月1日には、毎日新聞が、梅旧院が光明殿から多額の融資を受けており、納骨堂の土地や建物に担保が設定されていると、報じています。大阪市の納骨堂許可基準では禁止されている土地の担保設定があり、11年には限度額5億円の根抵当権が設定されていることも指摘されています。

宗教法人である梅旧院光明殿を隠れ蓑に?

納骨堂は、永続性及び非営利性が求められることから、経営できるのは地方公共団体や宗教法人、公益法人に限られています。

光明殿株式会社は梅旧院光明殿の運営を担う会社として14年に設立されており、梅旧院光明殿の大口債権者となることで実質的に同法人を支配し、同法人を隠れ蓑として、脱税や背任行為を恒常的に行っていたとみられます。

幸子容疑者は、脱税した金を貯蓄に回していたとみられます。俊平容疑者については、期限切れ特許売却で得た金を吉川組事務所の取得費用や山口組総本部への上納金に充当された可能性もあるとみられています。

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