ソフトバンクが米ウーバーに出資、1兆円を超える規模

ソフトバンクが米ウーバーに出資、1兆円を超える規模

米国各紙が報じたところによると、ソフトバンクを含む投資グループが、1,000億円の新株取得と、既存株主からの9,000億円の株式買取により、最低でも14%のウーバー株式を取得することに合意しました。ウーバーは米ライドシェアの大手。時価総額は、6兆8千500億円にのぼります。

既存株主が提案を拒否し、十分な数の株式が集まらなければ、今回の出資は破談となる可能性もありますが、多額のキャピタルゲインを得られる可能性があることから多くの既存株主が提案に応じる見込みです。

ウーバーは、ソフトバンクと米投資ファンドのドラゴニアに率いられた投資グループからの投資について認め、企業統治を強化するとともに、テクノロジーへの投資や世界進出への投資を加速できるとしています。

6月、ウーバーの共同創業者である元CEOトラビス・カラニック氏が、社内のセクハラやいじめ、米グーグルからの自動運転技術盗用問題により、辞任に追い込まれています。

同氏辞任を求めたのは、ベンチャーキャピタルのベンチマークやファースト・ラウンド・キャピタル。これらの企業は、今回の投資を契機に、同氏に対する訴訟を中断することに同意している模様です。

ソフトバンクは、2名の取締役を送り込む方針で、カラニック氏はウーバーに対する影響力を手放すことに同意する見込みです。

ソフトバンクは既に、中国のDidi Chuxing、インドのOla、東南アジアのGrab、ブラジルの99など多くのライドシェア企業に出資を行っており、ウーバーにとっては、ラビス・カラニック氏の影響力を低下させて企業統治を推進できるだけでなく、世界各国のライドシェア企業と協調できることになります。

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