破産手続き中の「てるみくらぶ」山田千賀子社長と経理担当者を詐欺容疑で逮捕へ

破産手続き中の「てるみくらぶ」山田千賀子社長と経理担当者を詐欺容疑で逮捕へ

今年の3月東京地裁に破産を申し立てた「てるみくらぶ」の山田千賀子社長(67)と経理担当社員(30代)が金融機関から融資をだまし取った疑いで逮捕される見込みです。

捜査関係者によると、同社は当時、債務超過に陥ってたにも関わらず架空の利益を計上した偽の決算書を提出し、メインバンクである三井住友銀行から約2億円の融資を受けました。同社は破産時点で30億円を借り入れていたとも言われており、他の金融機関からも融資をだまし取っていた可能性もあります。

破産を申し立てた時点の負債総額は151億円。

うち、約100億円が一般消費者が支払った分とされており、最大で約8万~9万人程度の旅行申込者に影響が出たとみられます。宿泊予定のホテルに泊まれなかったり、飛行機に乗れなかったりする被害の声が相次いでいました。また、新卒の内定者も50人程度いました。

同社は、余った航空券を格安で仕入れ、旅行をパッケージ化して販売していましたが、インターネットの浸透により、航空便の空席が発生しにくくなったことや格安で航空券が購入できるようになったこと、円安が進んだことで業況が悪化したとみられています。

昨年には債務超過に陥り、自転車操業に陥っていたとみられます。

同社は6日、都内で債権者集会を開きましたが、返金は殆どされない見通しです。

詐欺罪が確定した場合、刑法第246条により10年以下の懲役が科せられる。また、民法上では融資を取り消すことも可能ですが、金融機関が民事で争うかは不明です。

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